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くろちゃんのママ

Author:くろちゃんのママ
2011年3月11日東日本大震災の日に癌宣告(ステージ4)を受け、5月に直腸癌摘出手術、6月に転移した両肺の手術、7月から抗癌剤を当初の予定の8セッション受け12月末に終了。

2012年肺に再発があり11月中旬に摘出手術

2013年7月更に肺に再発、11月に右肺をラジオ波焼灼、12月に摘出手術

黒猫のくろちゃんと2人暮らし(=^・^=)

自分の経験や情報をシェアすれば何か役に立てるかも、と思い、最初の抗がん剤投与から1年たった2012年7月29日にBlogを書き始めました。

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たった3年で人生変わる
ある時ふと目にしたり、耳にしたりした言葉が心に響くことがある


今日電車に乗っていたら、
「Message from 1D~たった3年で人生は変わる。~」(ドコモの宣伝)
という言葉とともに、One Direction の写真があった

彼らは3年前普通の10代の男の子だったのが、たった3年で世界的なアイドルとなった

考えてみたら、私も2011年3月の癌宣告からちょうど3年。
確かに人生変わったよ^^
まぁ、彼らの変化とベクトルの向きがだいぶ違うけど。


自分一人が悲劇のヒロインのつもりはないけど、
苦痛も痛みも大変さも味わった

手術が終わって1カ月後のCTでまた再発があって、心が折れそうになったり
抗がん剤治療中は。。。 言葉では表現できないほど。
常にいつ再発するか、余命はあとどのくらい、に怯えたり


だけど。。。

入院中のお見舞いから、通院時の駅までのお迎えや先生との面会のつきそいまでの
家族の惜しみないサポート

「何をしてあげたらいいのか」という気持ちにさせてしまったのに
いつも私を包み込んでくれる友人たちの暖かい気持ち

あまりにも健康過ぎて気がつかなかったご病気を抱えている方の気持ち

休んで迷惑かけても文句ひとつ言わずにおかえり、と言ってくれる職場の仲間たち

何かあったらいつでも言ってね、といってくれるご近所の方々

まるで実の娘のように電話やメールをくれたり、食事に誘ってくれる70代、80代の
素敵な女友達

「自分だけが大変だと思っているのか」と厳しいお叱りの言葉もときどき。

お会いしたこともないのに、ご親切にブログにコメントを残してはげましてくださる方たち



みなさんのすべてが私を支えてくれています。
しっかりしなくちゃ!

せっかく応援してくれているんだから、おざなりに生きてちゃだめなんだ。



この3年間で、「あたりまえ」ということはないんだと気づかせていだだきました

ひとつひとつ、かけがえのない、大切なこと。


ありがとうございます。






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癌について思うこと | 03:41:42 | トラックバック(0) | コメント(2)
肝転移
金曜日に先生と今後のことについて話した

前回は、2012年11月の手術後2013年4月のCTで再発が確認され
途中いろいろ紆余曲折があったが、最終的には1年後の2013年11月と12月に手術をした

4月に再発が確認された後治療をどうするか、3カ月後の7月のCT結果まで待つことにしたので、
結局手術をすると決めたのが、11月の手術から約11カ月経っていた10月だった

私の癌細胞の発育スピード(赤ちゃんみたいだけど^^)が遅かったのでそれができたが、
早い場合は1カ月ぐらいであっという間に大きくなってしまうそうだ。

発育が遅いのを知っていたで、次回のCTは2013年12月手術半年後の6月にしたかった。
ただし、6月に再発がみつかった前回のように待ったりせず
即決で手術なり対応を決めようという条件つきで。

ところが、先生はどうしても4月にとりたいという
最後にとったCTは10月だから、4月でさえ半年後になっているからだ。

私はてっきりCTのタイミングは手術から計算するのかと思っていたが、
CTというある一定のタイミングで行われる検査のなかで
ときどき手術があったり、他の治療が入ったりする、ということがわかった

いつも新しい発見がある


また先生は、6月の結果が、「4月にしておけばよかった」と後悔する状態になりたくないのと
それにやはり医者として保身の意味もあると言っていた

「それに、肺は比較的進行が遅いんですが、肝臓は結構早いんですよ」

そうだった! 転移はどこにでも起こり得るんだった! 忘れてたよ~
肺のことしか考えていなかった。

大腸癌(私は直腸癌)の転移しやすい場所は、肺と肝臓なのだ

「先生、CTが癌細胞を活発化させるということはないんですか」
「それは大丈夫です」


実は今年のおみくじの「病」のところに
”アドバイスを聞けばよくなる”のようなことが書いてあった
Y先生が書いたの?と思ったぐらい^^

先生のためにも、もちろん自分のために、そして支えてくれている人たちのために
4月にCTをとることにした

CTそのものは痛くもかゆくもない
寝てドーム状のなかに入るだけ、3分ぐらいで終わる

造影剤の注射刺すときに痛いのと、入れたあと体が火照ったようになり
不快になるのがいやだけど、そんなのは一過性のもので大したことはない

一番苦痛なのは「結果を聞くとき」だ

毎回、1歳ぐらい年をとったと感じるぐらい緊張する

もちろん、何もなければ「大丈夫」という安心感は倍増だけどね。
そうやっていつも一喜一憂している




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癌について思うこと | 11:40:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
生きよう
昨日初めて「生きよう」と思った

よく言われている「5年生存率」の"5年"が、2年後の2016年にやってくる
実は「もう50になるし、あと2年生きられればいいや」と、半分あきらめと投げやりの気持ちだった
だから今後の定期検査もすべて放棄しようかと思っていたぐらいだ

周りの方が「絶対大丈夫だよ」とか「今回でもうすっかりよくなったと思うよ」とか、
好意でかけてくださる言葉に「そうだね」と返事をしながらも
「どうせあと2年かも」と、否定的な気持ちが常にあった


実は昨日大切な人に会った
その人が「今まで助けてくれた人たちのためにも生きて。これからもずっと」と言った。

そのとき初めてなげやりな気持ちが無責任に思えた

もちろん、今まで助けてくれた方には感謝の気持ちでいっぱいだった
だけどどうせ2年後には、という半分ふてくされた態度は感謝の気持ちを帳消しにし、
更に周りの方たちに悲しい思いをさせてしまうことに気づいた

感謝だけじゃだめだ。


「生きよう。生きなくちゃ」

支えてくれた人たちのためにも。



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癌について思うこと | 06:53:53 | トラックバック(0) | コメント(2)
2013年総括
2013年ももうすぐ終わりなので総括してみた

去年11月に手術後、

①12月:CT

②4月:CT → 右肺1個、左肺2個に再発 → 3カ月ぐらい様子見ることに

③5月:低用量ナルトレキソンについて聞きに行った

④7月:CT → 発育中 → また再発するかもしれないし、保険もきくし、
 痛くないサイバーナイフを受けることにした

⑤8月:先生のお勧めでRFA(ラジオ波焼灼)を国立がんセンターに聞きにいった
 →両肺同時治療ができず、30万円x2回かかることがわかり断念

⑥9月:サイバーナイフを聞きに行った
 →痛くない・副作用がない点はよかったが、年単位で追跡することと
  放射性肺炎(肺の炎症)があることがわかり断念

⑦10月:普通の手術をうけることにして、手術前検査をうける
 →こちらも左右同時手術ができない(両肺2回目の手術のため、胸膜と肺の癒着剥離をするので
  時間がかかるから)また右肺は中葉全摘出手術になる

⑧妹が「右肺をRFA(ラジオ波焼灼)、左肺を手術」という折衷案?中庸案?を思いつく

⑨先生と電話相談し、ゴーサイン

⑩11月:上旬右肺RFA(ラジオ波焼灼)

⑪12月:上旬左肺手術

あっという間に1年が過ぎてしまった
まとめて書くと10項目位だけど、それぞれの間には何度も病院に行ったり
検査したり、悩み、葛藤し、費用を捻出しと、実際にはもっと色々あった

そして、治療費は約48万円
(自分で実際に支払った金額、交通費込み、生命保険など加入していないので還付なし)


パソコンもDVD・CDドライブが壊れたから新しいの欲しいよなぁ~ ^_^;
とりあえず最初の入院時に買った1円パソコンで映画が見たくて
USBのDVDドライブを買ってあったので、それでとりあえず間に合うけどさ


今年も皆様のあたたかい応援ありがとうございました!


2011年3月の癌宣告から5年後の2016年3月まであと2年ちょっとなりました。
直腸癌ステージIVの5年後生存率は10%ぐらいなので
その10%に入りたいとは思っているけど、入るのは難しいということも理解しています。


できることを、ひとつずつ、日々の感謝を忘れずに、丁寧に生きていきたいと思います。

と言いながら、ネットでかわいい動物の動画とか見て
あっという間に時間がたってしまうのですが。。。^_^;

こんなことを考えるようになったのも癌になったからかな。



みなさん、どうぞよいお年をお迎えください








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癌について思うこと | 10:00:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
クリスマスと抜糸
25日のクリスマスの朝、抜糸をする
なんて素敵なクリスマスなの! ^_^;

私の家から病院は約2時間かかる
学生が休みだから少しはいいのかもしれないけど、
早朝の満員電車に乗る自信はまだない

やっと鎮痛剤を飲まなくても痛みがなくなったところだし
押されて手術の切り口から中身が出ちゃったら困るし^^

なので、前日のクリスマス・イブの夕方実家に行って、一晩泊まらせてもらうことにした
病気&手術後でクリスマス気分なんて全然ないけど(受験生のクルシミマスに近いかも)
明日は両親にクリスマスプレゼントを持って行って、一緒にケーキを食べよう!

クリスマスに両親と過ごすなんて、子供の時以来だな(*^。^*)
なんだか、そんなチャンスを作ってくれたのも、私へのクリスマスプレゼント
キャンサー・ギフトかしら。

今少しでも気分が盛り上がるように、クリスマスソングを聞いている






実は先週月曜日、胸腔ドレーンを抜いたところから膿が出てるのに気づいた
今回からお風呂(湯船)OKだったので、防水絆創膏でゆっくり入っていた
どうやら、防水といっても完全防水ではないので、お湯が染みていたらしい

絆創膏をとりかえようとしたら、膿がガーゼからしたたるほどだった
甘酸っぱい臭いにおいが鼻を刺激した(臭いけど、またかぎたくなる結構好きな臭さ^^変態?)

病院に電話したら、マキロンのような消毒液をつけて様子をみて、とのことだった
また「これから先生に伝えますので、先生がもし "いやいや、すぐ来てください" ということだったら
すぐに連絡します」
だけど、何も連絡がなかったからマキロンで大丈夫ということだったのだろう

手術後じゃなかったら、もっと早く治ったと思うけど
白血球達はそっちの仕事が忙しく、化膿どめの役目は手薄だったみたい

その後もずっと防水絆創膏をはって、朝・晩のお風呂の後交換していたら
傷の周りの肌がかぶれてまっかっかになってしまったので
今はお風呂以外は、ガーゼだけにしている

明日はきれいさっぱり、になるかな?

去年美人外科医のN先生に、「抜糸はバシッとお願いします」と言って
(^_^;)←こんな顔にさせてしまったので、今年は何も言わないようにしよーっと!




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癌について思うこと | 04:57:45 | トラックバック(0) | コメント(2)
気持ちのケア
普段、病気について四六時中考え、打ちひしがれて夜も寝られないということは全然ない

だけど、何かのきっかけで病気のことが思い起こされて、
病気に対する気持ちの折り合いのつけかたを模索していたけど、いい方法がみつからない

不思議なことに、死ぬことに対する恐怖ではなく
気持ち的に手かせ足かせがつけられ、自由にならない息苦しさ、圧迫感があるというか、
開放的な気持ちにならず、心の底から手放しで楽しい、と思えないような
「どうせ」という自暴自棄のような、そんな気持ちになるときが時々ある

病気になってから、家族を始め会社の人や友達に迷惑をかけているという負担から感じる
自分で自分のこともできなくなったような劣等感
もうすぐ50歳になるというのに、まだ親に迷惑をかけているやるせなさ

いつ再発するかわからない、検査のたびの緊張感

退院前の先生からの説明での、今後5年8か月という検査のサイクル
自分では5年生存率、というぐらいだから、追跡検査もあと2年がんばったらひとまず、
と思っていたのに。

再発・手術になったら5年8カ月はまた振り出しにもどる
検査のサイクルはエンドレスなのに、手術は5-6回と限りがある

つまり、いつか、もう"何もできない"という時が必ず来る
癌で亡くなった他の方のように

同室に入院していた人の話では、同じところは3回までしか切れないそう
私はすでに肺の手術で2回同じ所を切っているから、また肺に再発したら4回目以降はどこ切るの?
やっぱり女性だから、いくつもいくつも傷がないほうがいいよね

約2週間の入院・手術で約10万円かかる(高額療養費適用で)
働けるうちはいいけど、働けなくなったらどうする?

それに、10万円あったら旅行もしたいし、買いたいものもある
誰かがどこかに行った、という話を聞くとうらやましい気持ちになる
その分エステに使ったらゴージャスになれるかも?

それより私に使うより、
もっとお金を必要としている人に寄付した方がいいんじゃないかとも思う

また元気のよさだけが"ウリ"だったのに、このざま
他に何がとりえがあるのだろう
卑屈な気持ちになる

もっともっと苦しんでいるのに頑張っている人が大勢いるのに
こんなちっぽけなことで悩んでいるなんて情けない、という自己嫌悪

「もっと気持ちは前向きに」とか
「誰でも明日のことはわからないんだから、みんな同じ」とか
励ましてくれているのだとはわかっているが
「いや、同じじゃないでしょ」という気持ちがあり、せっかく勇気づけてくれようとしている人の
気持ちも受け止められないような卑屈で心の狭い人間になったような気がする

「もう大丈夫! 元気・元気! ぜーんぜん平気!」と言った後の(本当だからそう言うのだが)
なんとも言えない心の空虚感

自分のことだから自分でなんとかしなくちゃいけないんだけど、
すべて放り出して逃げだしたい気持ちにかられる



「歯医者さん」のようなつもりでとらえれば、と思った
検査に行って虫歯があったら都度治療する
うーん、自分では結構いいアイデアだと思ったけど、やっぱり虫歯と癌じゃね。。。

「コップに水が半分も」と「半分しか」のように、何かをきっかけに
物事の見方が変わるかもしれないし

A pessimist sees the difficulty in every opportunity;
an optimist sees the opportunity in every difficulty.
- Winston Churchill -

悲観主義者は全ての好機の中に困難を見い出すが、楽観主義者は全ての困難の中に好機を見い出す
-ウィンストン・チャーチル(イギリス元首相)

楽観主義になれば、何か好機がみつかるかもしれないし
これ、結構気にいっていたんだけど、まさか自分に当てはまるとは想像してなかった




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癌について思うこと | 04:56:55 | トラックバック(0) | コメント(2)
癌の治療と検査の時期
退院前日に先生から手術のこと、術後の注意点などについて説明があった

風邪・インフルエンザに注意すること、痛みどめ(経口)は減量していくように、
呼吸困難・発熱・傷の異常などあがあったときの対応、など。
抜糸は次回外来(27日)に。

去年は抜糸までシャワーのみ、だったのに、今年から湯船OKに変更になってた!
2011年から毎年手術をしているが、毎回少しずつ、小さなことだけど変更点がある


また、今後のフォローについて聞いてみた

手術が終わってからCTを撮るタイミングだが、
4カ月ごとに2回(つまり8カ月)、その後は半年に1回を5年間追っかけていくのが
標準と言われているそうだ
その後は1年に1回に減らしても問題ないとのこと

もちろんこれから5年8カ月間 "何もなければ" のことであって
途中で再発があれば、また振り出しにもどってまたそこから5年8カ月ということになる


更に先生に聞いてみた

私「私の痛みやら他の事は除外して考えて、肺の機能的にこの程度の規模の手術は
あと何回ぐらいできるのでしょうか」 

先生「そうですね、あと5-6回は大丈夫でしょう」

私「あと5-6回? そ、そうですか。。。」

私の経緯は
2011年直腸癌(手術)から両肺転移、両肺同時手術
2012年、右肺再発で手術
2013年、左右両肺再発で、右肺をRFA(ラジオ波焼灼)、左肺を手術

私「先生、私のように大腸癌 → 転移 → 再発 → 再発していますが、こういうケースは
一般の方より再発率は高いですか?」

先生「必ず再発します、というわけではありませんが、再発する可能性が多いにあると
考えざるをえないでしょう」

私「そうですか。例えば今回の治療をもって、今後一切の検査も治療も行わない、と言ったら
どうなるのですか」

先生「もちろん、それも選択肢のひとつではあります。ただ手術というのは、一番確実性が高く
1週間~2週間もすれば必ず回復しますから、有効的な手段とみなします」

私「確かにそうですね(痛いけどね^^)」

先生「例えば抗がん剤となると、体もしんどいですし、長期になりますから大変ですね」

私「はい、抗がん剤はもう二度としたくないですね。実際8クール半年間受けたのに再発しましたから」

先生「抗がん剤の捉え方もいろいろで、やったからこの程度ですんでいる、とも考えられます」

私「確かにそうですね」


いろいろ考えさせられるなぁ。。。
どうやら本当に今後一生、検査→手術 の繰り返しになるかも。
といってもあと6回がマックスだから毎年再発ならあと3年か




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癌について思うこと | 04:19:28 | トラックバック(0) | コメント(2)
癌になったとき、家族への伝え方
同じ病室に、乳がんの女性がいた

最初は500円玉ぐらいだったのに、数ヶ月であっという間に10cmほどになってしまったそう

10cmになってしまうと、切除するには大きすぎるので
まずは約半年間抗がん剤を受けて、癌細胞が小さくなってから摘出手術をすることになったとのこと

もう12月、抗がん剤・手術が終わって一息つくころには9月になってしまう、と悲しそうに話していた

抗がん剤を使うと、免疫システムなどが弱くなってしまうので、手術をするにはとめてから
最低1ヶ月は待たなければならない
何かを食べて免疫システムが劇的に改善されるものでもないので、ただ待つしかない
場合によってはそこで時間のロスが生じるかもしれない


彼女は50歳ぐらいで、トリプルネガティブの乳がん(予後が悪い悪性)で約8ヶ月と言われたそう
私も同じ癌患者だけど、かけてあげる言葉がみつからない

彼女は、今はとても元気なので、離れたところに住んでいる実家の80歳過ぎているお母さんには
まだ伝えていないそう
今のところこんなに元気なのに、癌だと伝えただけで、イメージが先行し気をもませて
余計な心配をかけてしまうのでと言っていた


先日ネットで、だんなさんが癌になって、奥さんと子供には病気のことを伝えずに
長期出張と偽り癌の手術をした、という記事を読んだ

私は便潜血があったこと、大腸内視鏡検査をうけて、その結果直腸癌だったことまで
ぜ~んぶ両親と妹に伝えていた

よかったのかなぁ、とちょっと反省した







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癌について思うこと | 04:16:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
勤労感謝の日
昨日は勤労感謝の日だった
今までは、勤労している人は働いてはいけない日だ、と大きな顔して休んでいた

病気になってから、手術のたびに3週間ほど休み、
抗がん剤の時は、3週間に1度休み通院し、副作用でその半年間は半分死人で
ほとんど生産性のない人となっていた

職場の方々の協力がなかったら、ここまで仕事を続けることはできなかった

あと2週間でまた次の手術をうける
12月の仕事復帰はほぼ絶望的だ

幸い今の仕事は12月が一番忙しくないのでちょっとは安心だ
だからこそ、手術を12月に設定したのだが


大きな会社じゃないので、私が休むことによって他の人が休めない
私の仕事をみんなでカバーしてくれている
みんなに大きな負担をかけている

手術以外はまったく普通だし、ジョギングもできるし
他の人以上に健康な状態なんだけど
みんなに迷惑をかけながら仕事を続けるのはそろそろ限界かな、と思う

そうなったら、次に仕事はみつかるのだろうか
この不景気、新卒だって履歴書を100通も送るような時代なのに

やはり病気になると仕事とお金の不安が出てくる


勤労感謝の昨日、本当に勤労できることに感謝した











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癌について思うこと | 04:56:55 | トラックバック(0) | コメント(2)
植木亜希子ちゃんの日記
二十二年前、十一歳だった娘の亜紀子は
「ママ、ごめんね……」という言葉と九冊の日記帳を残し、この世を去りました。

三歳で白血病を発病し、人生の大半を闘病生活に費やした彼女の最期は、
穏やかで安らかなものでした。
しかし私の胸の中に去来したのは、罪悪感以外の何ものでもありませんでした。

当時私は中学校の国語の教師をしていましたが、二十二年前といえば日本中の中学が荒れに荒れ、
私の赴任先も例外ではありませんでした。

昼間、学校で生徒指導に奔走し、ヘトヘトになって帰宅すると、
娘が一晩中、薬の副作用で嘔吐を繰り返す。

あるいは妻から「きょうは亜紀子が苦しそうで大変だった」と
入院先での容態を聞かされる。

「俺はもうクタクタだ。一息つかせてくれ」と心の中で叫んでいました。
そしてある日、妻にこう言ったのです。

「治療はおまえに任せる。俺は学校で一所懸命仕事をする。
経済的に負担をかけないようにするから、任せておけ」

もっともらしく聞こえるでしょう。
しかし本心は「逃げ」でした。

彼女を失い、初めて治療に関して「見ざる・聞かざる」の態度を取り続けたことへの
罪の意識が重く重く圧し掛かってきました。

なぜ、もっと一緒に病気と闘ってやらなかったのだろう。
俺は罪人だ……。

もういまさら遅いけれども、彼女の八年の闘病生活と向き合いたい。
その思いから、娘が残した九冊の日記帳に手を伸ばしたのでした。

「十二月二日(木)

 今度の入院からはいろいろなことを学んだ気がします。
 今までやったことのない検査もいろいろありました。
 
 でも、つらかったけど全部そのことを
 乗りこえてやってきたこと、
 やってこれたことに感謝いたします。
 
 これはほんとうに、神様が私にくれた一生なんだな、と思いました。
 きっと本当にそうだなと思います。
 もし、そうだとしたら、私は幸せだと思います」

「二月十日(木)

 早く左手の血管が治りますようにお祈りいたします。
 そして日記も長続きして、元気に食よくが出ますように。
 また、いつも自分のことしか考えている子にしないで下さい」

点滴点滴の毎日で左手の血管が潰れ、文字は乱れていました。
それでも一所懸命書いたこの一文に十一年間の彼女の人生が象徴されているようで、
私にはとても印象に残りました。

あれは彼女が亡くなる数日前のことでした。

朝、妻に頼みごとをして仕事へ行きましたが、その日は検査や治療で忙しかったらしく、
夕方私が病院に着いた時、まだ手つかずのまま残っていました。

「きょうは忙しくてできなかった」

と妻に言われ、一瞬ムッとした顔をしましたが、娘はそれを見て、

「ママやってあげて。私のことはいいから」

と言ったのです。
命が尽きるその時まで自分のことだけを考えている子ではありませんでした。

すべて読み終えた時、私は胸を打たれました。
普通に学校にも通いたかったでしょう。
こんなに苦しい闘病生活を送らなければならない運命を恨みたくもなったでしょう。

しかし日記には同じ病室の子どもたちを思いやる言葉や、
苦しい治療に耐える強さをくださいという祈りの言葉、
明日への希望の言葉、そんな強く美しい言葉ばかりが記されているのです。

広い世の中から見れば、一人の少女の死に過ぎませんが、
この日記から得る感動は親の贔屓目ではなく、誰もが同じ気持ちを抱くだろうと思いました。

私は彼女へ対する懺悔の気持ちと相まって、「娘の日記を世に送り出したい」と思い至りました。

そうして教職を辞して出版社を設立、娘が残した日記をまとめ出版したのです。

各マスメディアが取り上げてくださったおかげで反響を呼び、映画化もされました。

たくさんの激励のお手紙をいただき、それを励みに今日まで毎年一冊ずつ彼女が残した日記を
出版し続けることができました。

もちろん、行き詰まりそうになったことはたくさんあります。

十一年前には映画の製作会社が倒産し、フィルムが紛失しかけたことがありました。
それをなんとか見つけ出し、財産をはたいて版権を買い取りました。

映画技師の資格を取り、平成五年からは自主上映会と同時に講演を行う形で全国を行脚しています。

人は私のことをただの「親ばか」だと思うかもしれません。

しかしこの二十二年間、私は娘の日記によって生かされてきました。

読者の方や講演先とのご縁をいただき、さらに
「感動した」
「これからもあっ子ちゃんのことを伝えてください」
という励ましの言葉をいただける。
それがいまの私の支えです。

娘の亜紀子は短くとも最期まで前向きに、他の人を思いやって生き抜きました。

本当はもっと生きたかったはずですが、それは叶わなかった。

そんな女の子がいたことを、出版や講演を通して世に伝えることで、
あたかも人間の命が弄ばれているかのような現代社会に対し、命の尊さを訴えたいと思っています。

先日、私の講演もついに百回目を迎えましたが、
その会場は偶然にも娘が亡くなるまで通った小学校でした。
遥か後輩にあたる子どもたちが、「一日一日を大切に生きたい」という感想をくれました。

私の活動は世の一隅を照らすことしかできませんが、
どんなことがあっても続けていかなければならないという気持ちを新たにしました。

植木誠(教研学習社代表)
『致知』2005年7月号「致知随想」

Facebookより



小さい子が辛い治療に耐えていることを思うと胸がはりさけそうだ

大人の場合、治療を受けるということは、自分のことだけではないという気がする
簡単に「辛い治療は受けたくない」というと、応援している人達を悲しませてしまうのでは
ないだろうかという不安がある





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癌について思うこと | 08:11:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
築地観光2
先週・今週と続けて築地にある国立がん研究所に行って来た。
地下鉄築地駅から病院まで左手に築地本願寺や場外市場をみながら歩く。

平日なのに朝からすごい人が訪れているのが見える

そのときふと、この大勢の人の中の何人ぐらいがこの病院の存在を知っているのだろうか、と思った。


通りをはさんで左側の人たちは、観光を楽しみ、新鮮なお寿司に舌鼓をうっている。
右側の病院にいる人達は、患者さんだけではなく先生や看護婦さんも病気と闘っている。


数年前までは私も左側にいる大勢の人たちのひとりだった
でも今は病院側の人になった

うまく言葉で表現できないけど、いろいろな経験を通して
ちょっとだけど、ひとまわり人間として成長した気がする。







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癌について思うこと | 08:06:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
【看護師が聞いたこと -死ぬ前に語られる5つの後悔-】
【看護師が聞いたこと -死ぬ前に語られる5つの後悔-】


1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」

「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。

看護師によると、これがもっとも多いそうです。

人生の終わりに、達成できなかった夢が沢山あったことに患者たちは気づくのだそう。

ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、
人は強く無念を感じるようです。


2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」

男性の多くがこの後悔をするとのこと。
仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。


3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」

世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、
可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。


4. 「友人関係を続けていれば良かった」

人生最後の数週間に、友人の本当のありがたさに気付くそうです。
そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。

もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。


5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、とナースは指摘します。

旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。

変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま
世を去っていく人が多いようです


--------------------------------

多くの人が、死に直面したときに後悔を口にするといわれます。

自分らしく生きるというのは簡単なことのようで、すごく難しいことですね。

それでも、少しでも後悔のないように生きたいものです。

もしあなたが、「明日死にます」と言われたら、どんなことを思いますか?

Facebookより



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癌について思うこと | 04:17:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
素晴らしい友人達に感謝
もっとペースを落として今のこの「(人生の)旅」を楽しんで
そして、あなたの人生にかかわる人達に時間を使おう
彼らはいつもそこにいるとは限らないのだから

friends.jpg

Facebookより


私が病気になってからというものの、いつも友人たちが支えてくれている
11月と12月に手術になりそう、とメールしたら
すぐに総決起集会ランチを設定してくれた (^O^)

本当にいつも前向きに進むパワーと勇気を与えてくれる

ひとりだったら、のりこえられなかったと思う


ありがとう



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癌について思うこと | 04:29:38 | トラックバック(0) | コメント(2)
オリンピック
2020年、オリンピック東京に決まったね!
あと7年かぁ。

見れるといいな



とりあえず、49.5歳の現在、下記がターニングポイント

50歳 : 2014年6月、気学易で生命が危ないと言われている
52歳 : 2011年3月の癌宣告から5年後の2016年の3月、ステージⅣの生存率約10%
55歳 : 55歳を超えたら長生きできると気学易で言われている
58歳 : 東京オリンピック(1964年東京オリンピックの年生まれの私)



ところで、オリンピックに関連して下記記事をみつけた

上が東京オリンピックの選手村で下が東日本大震災で被災した方々が
今もなお暮らしている仮設住宅です。
この写真を見て今、日本が本当にやらなければいけないことは
何なのか考えなおすべきではないでしょうか。

選手村&仮設住宅

Facebookより



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癌について思うこと | 12:22:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
完治
サイバーナイフを受けることにしたことを母と話していた時
「それで本当に治るといいねぇ」と母がため息交じりで言った。

気持ちはありがたいし、悲しい気持ちにさせるつもりはないけど
「いやいや、転移だから治らないんだよ、お母さん。今見えてるものをやっつけるだけだよ」
「そうなのかなぁ。よく癌が完治したっていう話、聞くじゃない」


もちろん、完治して癌なんてことばからすっかり解放されたい
だけど、実際にはなかなかそうはいかない

癌は、癌細胞が育つ体内環境にしていることが原因だとよく言われている
だから手術や抗がん剤などの治療をしても、以前と同じ生活習慣だと
結局は再発や転移を繰り返すのだと。

私もできる範囲で癌が活発にならないような生活習慣をしている
毎日にんじんジュースも飲んでるし、運動もしている。

それでもこの3カ月で癌細胞は倍の大きさに発育している
まぁ、気をつけなかったらもっと早いスピードで発育しているのかもしれないけど。


サイバーナイフが受けられる条件は、3つ以内かつ5cm以内の大きさ
7月にとったCTでは3つだったけど、治療前検査を受けるのが9月だろうから
もしもっと数が増えてたり、5cm以上に発育してるのがあったら
サイバーナイフが受けられないことになるなぁ

ま、今から心配してもしょうがないんだけど。


5年生存率10%ぐらいらしいから、タイムリミットまであと2.5年。
もちろんその10%にひっかかりたいけど、ダメな時のシミュレーションもしとかなくちゃ。
しょえ~! 

だいぶ肝も据わってるけどね^_^;





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癌について思うこと | 05:24:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
"Call me maybe"
以前週2回、ダンス(社交ダンス)を習っていた
もともと体を動かすこと、ダンスが好きで、
ジャズ、ヒップホップ、サルサといろいろかじった
社交ダンスを始めたのは、おばあさんになってもできるかなぁと思ったので^_^;

2011年7月から抗がん剤を始めたので、
抗がん剤の苦しさに耐えられるために何か楽しい目標が欲しかったから
その年の12月にダンス・パーティーに新人枠で参加申し込みをしてみた

翌年(つまり去年の2012年)の12月もまたパーティーに参加するつもりだった
デビュー戦はサンバだったので、今回はチャチャチャにして曲は" Call me Maybe?" を選んだ



パートごとの練習をしていって、つなぎ合わせ、そろそろ曲で練習ってところで
また11月に手術が決定して、パーティー出られなかった(涙)

2013年あたたかくなって体力が回復したら復活しようと思っていたのに
今度は仕事が忙しくなって。。。と、タイミングを逃し続けていたら
また来月あたり、何らかの処置をすることになってしまった

いつになったら復活できるのかなぁ。。。






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癌について思うこと | 05:33:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
すごくないと思う
先日職場の方から10月後半のあるお誘いを受けた

だけど9月以降、手術またはそれ同等の処置が待っているので
まったく予定がたたない理由で残念だけどお断りした

彼女は私の病気のことを知っているが
特に毎回CTの結果を報告しているわけではなく、
例えば今回のような何かきっかけがあったときにお話ししている

「なに、どうしたの?」
「それが、肺に転移したヤツが育っちゃってるんですよ~」
「また手術?」
「弱虫なので、もう手術とか痛いのやだなぁと思ってるんです、実は」

と言ってラジオ波焼灼サイバーナイフの説明をした

「そんなに大変な事かかえて、さりげなく普段通りしごとしてるんですものねぇ。。。
あなた、やっぱりすごいなぁ。誰も気がつかないもの」

てへへ。褒められちゃった!
どんなことでも褒められるとうれしいよね^_^;

「そうですか? 当事者はきっとそんなもんだと思いますよ~
しょうがないって感じ。あきらめではなく。
自分の前に進む道が、たとえそれが砂利道でも山道でも、進んで行くしかないので」

「じゃ、その達観さも含めて褒めてあげるわ」


隣の人の道がきれいに舗装されているのをうらやんでもしょうがない。
となりの芝はいつでも青いんだし。

もしかしたらそのお隣さん、足元は舗装されているかもしれないけど
何か別のことが待ってるかもしれない

そう、先のことは誰にもわからない


自分に起きた不幸をいつまでもくよくよ悩んでもしょうがない
なんとか自分の力でできるものなら、努力のしようもあるけどね





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癌について思うこと | 21:00:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
肉食と疲労感
妹と甥っ子(中3)が昨日ウチの近くで用があったので、晩ごはんを一緒に食べて一泊し
さっき帰っていった

駅まで迎えに行き、「晩ごはん、何食べたい?」と甥っ子に聞いた
ファミレス、焼肉、回転ずしなど大したものはないけど

来るかどうか予定がたたないとのことで、私も用意ができなかったので
来たら外食することになっていた

「俺、何でもいいよ」と最初は言っていたものの
「やっぱり焼肉!」
さすが育ち盛りの男の子^_^;


私はあまりお肉が好きじゃないので、
2カ月ぶりぐらいの久しぶりにお肉を食べた

お肉を食べると元気がでるイメージがあるけど、あれは気持ちだけ、だと思う。

実際には、消化に時間のかかるお肉は、消化活動に体はエネルギーを費やさなければならず
普段の生活の行動に必要なエネルギーが消火活動に回されるてしまうので
何かしようと思っても疲労感が残る

今朝走ってまさにそれを体感した。ほんとうに、体が重くてだるい。
もしお肉がパワーをくれるなら、もっとバリバリ走れるはず。

詳しくは「フィット・フォーライフ」で。








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癌について思うこと | 10:07:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
あと50年生きる人と、あと50日生きる人の24時間は違う
僕がまだ風呂なしの家賃1万6千円のアパートに住み、荒んだ生活をしていたとき。
仕事にもろくに行かず、毎日波があれば海で波乗りをしてました。
仲の良かった会社の上司が
「卓ちゃん、俺の知り合いで波乗り始めた子おるんやけど、教えちゃってくれへんか?」
ということで、僕の家で会うことになったのです。

正直、はじめはあまり紹介っていうことは好きではないので、気乗りしなかった僕はボロボロの短パンに寝グセ、Tシャツ姿でアパートの下まで出て行きました。
そしたらね。
笑顔のキラキラした女の子が、白い車に乗ってやって来ました。

僕は二度見をし、目をうたがった。
まさか、こんなかわいい子がくるとは思っていなかったので少し躊躇しました。
それから、家に上がることにはなっていたのだけれど…

全然、ウェルカムではなかった僕の家の中は散らかしっぱなしで汚いし、僕も少し開き直って本音で話したら、これが本当に、笑顔がひまわりみたいにパーッと明るい。

今もよく覚えています。
髪を一つにまとめて紺色のTシャツを着て、Gパン姿でサンダルを履き、オレンジジュースが好きな子。
100%還元しか飲まないと言っていた。
それを聞いた僕は、少しわがままな子だなと思った。
でも、ご注文通り100%還元のオレンジジュースを買ってきてあげたら、とても嬉しそうに飲んでいました。

風呂なしの小汚いアパートが急にパーッと明るくなる感じでした。
この子だ!と本当に勝手に赤い糸を感じた、そんな出会いでした。

でも…そこからは散々でした。

告白したけれど…

「卓ちゃん??? いやいや…むりむり!友達としては、最高なんやけど…付き合うとかは、はっはっは~~~」
みたいな感じで、3回ふられて。

最後の告白の日。
その日は、僕の家があまりにも汚いということで、友達といっしょに家の中を片付けてくれることになりました。
あとで聞くと、みんなおぞましい経験をしたそうな(笑)

その日の夜、一人だけ残った彼女に最後の告白を…

そうして結婚し、2人の子供を授かりました。

2011年3月5日、僕はガンの宣告を受けました。

手術をして、再発予防の抗ガン剤治療を行うことにしました。
途中、肺炎にもなりました。
この肺炎が本当に辛かった。

今まで病気1つしたことのなかった僕は本当にしんどそうな人を見ても、どこか心の中で「大げさだなぁ」と思ったりしていました。
しかしこの肺炎で、本当の辛さがわかりました。
辛そうな人には優しく接することができるようになりました。
この経験で、人の気持ちがわかる人間になれたような気がします。

それから、追加の抗ガン剤治療も終わり、僕は今まで以上に会いたい人にはどこへでもドンドンと会いに行くようになりました。
「無理しないでね」と色々な方に、ご心配をおかけしながらですが…
それは本当に何かに取りつかれたように人に会いに行きました。
今まで、押さえ続けてきた夢をかなえるために。
いつこの世からいなくなってしまうかわからない状況を、後悔はしたくなかった。
短い人生ならそれを受け入れて前進しようと心に決めました。

正直、僕は本当は長生きをしたいです。
しかし確率的には低いでしょう。

時間というものは万人に平等ですが、分数の分母が小さい人もいれば大きい人もいます。
100歳生きる人の1日と50歳生きる人でも過ぎ去る1日は同じですが、僕は同じではないような気がする。
あと50年生きる人と、あと50日生きる人の24時間は違う。

もし明日あなたがこの世からいなくなるとしたら、あなたは今何をしますか?
僕は、明日死ぬかもしれないと、恐怖におののいて過ごすのではなく、明日死ぬかもしれないけれど後悔などしない。
今を一生懸命に生きたい。
一秒、一秒を大切に生きる。
そう心に決めています。

いつ死ぬかわからないということで、自分のやるべきことに期限を付けることができます。
出来るだけ頑張らないとできない期限を。
そうすることにより、とても充実した1日になるような気がします。
昼寝やうたたねをしてはいけないと、言っているわけではありません。
その時間も大切だと感じることが大事だと思います。

出典:生きていたい

Facebookより


2011年3月5日に癌宣告されたそう。
私は3月11日なので、ほぼ同じぐらい。
お互いになんとかなるといいですね


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癌について思うこと | 05:13:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
パワー不足はあたりまえ?
パワー不足だと落ち込んでたところ友達からメールが来た

「あのね、もうすぐ50歳になるんだからさ、パワー不足になっても走れなくなっても
不思議じゃないから」
「私のお母さんが50歳のころは、孫連れて公園で散歩してたよ」

そっか、そうかも。

今までできていたことができなくなると、結構気持ちは下がる
ついつい、悪い方へ考えてしまう

「三浦雄一郎さんが、80歳になって最近体力が落ちたなと思う」って言ってるのと
同じに聞こえるよ~^_^;

「だって、私たちの周りで走ってる人、いる?」


いつも心が折れそうな時、支えてくれてありがとう。

感謝です。






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癌について思うこと | 01:12:17 | トラックバック(0) | コメント(0)
最近パワー不足
気候のせい、と思いたい

ここ最近パワー不足を感じる
走っても途中休憩多い。
なんだか疲れる


別にそんなことぐらいたいしたことないし
今までもあったことだと思う

だけど、もしかしたら癌が体中にまわってるのかも、と考えてしまう。

7月4日(木)CT検査、12日(金)に結果発表

どきどきだなぁ~ ^_^;


そういえば、これから一生こんな気持ちで過ごさなければならないんだなぁ。








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癌について思うこと | 00:45:14 | トラックバック(0) | コメント(1)
ライフ・レッスン
死の床にある人たちが教えてくれた意外なレッスンのひとつは、
致命的な病気の宣告をうけたときに人生がおわるのではなく、
そのときに人生がほんとうにはじまるのだということだった。

死の宣告をうけたときに真の生がはじまるのは、死をリアリティとしてみつめたとき、
同時に生のリアリティをみとめざるを得なくなるからだ。

その人は自分が「まだ生きている」ことに気づく。

いま自分の人生をいきなければならないこと、
いま生きるべき人生はこれしかないことに気づく。

ようするに、死にゆく人たちが教えてくれる第一のレッスンは
毎日をフルに生きるということなのだ。


エリザベス・キューブラー・ロス
「ライフ・レッスン」



ある方が紹介してくださった緩和医療医の大津秀一先生
その先生のブログを見ていたら、決しておしつけがましくなく、
控えめながら説得力のある文体がとても気にいったので
大津津先生の本が読んでみたくなり早速 「死ぬときに人はどうなる 10の質問」 を購入

最初数ページをめくったところにあった「ライフ・レッスン」からの引用された部分が
とても印象的だったので転用した


まさにそこに書かれているとおりだと思う
だけどなかなか「毎日をフルに生きる」のは難しい
ダラダラして1日があっという間に過ぎてしまうこともしょっちゅう ^_^;

漠然としてた「死」が実はもっとすぐそこにある、ということに気づかされるような
致命的な病気の宣告をうけたにもかかわらず、だ。

だめだね~ ^_^;







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癌について思うこと | 06:12:17 | トラックバック(0) | コメント(0)
コピー? クローン?
昨日の土曜日は仕事だった


職場の方が 「どう?その後。元気そうだけど」 と聞いてくれた

「はい、すっごく元気なんですが、怪しいのがまた3つ、4つ出てきたんですよ~」

「そうなの? なかなかしぶといヤツだね~(激怒ぷんぷん丸)」

「やっぱりホスト(宿主つまり私の事)に似るのかなぁ ^_^;」

「違う、違う。似るんじゃなくて、そのものだから(^O^)」

「あっ、そっか! そうだよね~! がん細胞だって私の一部だった!」

「そうよ、あなたのDNAをちゃんと引き継いだ細胞達よ~ 」

「そりゃあ、一筋縄じゃいかないワ(爆)」


自分ネタで笑った!


そうだった、そうだった。
忘れてたよ~ ^_^;

がん細胞だって、私の細胞だよね。
そこはうっかり見落としてた

以前ニキビみたいなもんだ、とは思ったことはあったけど。

がん細胞ひとつひとつは私のコピーというかクローンというか、だね^^





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癌について思うこと | 21:23:58 | トラックバック(0) | コメント(2)
時々、雨雲
同じ病気の人の話には敏感になる


仕事の関係で、お会いしたことはないが私と同じ直腸癌→肺転移になった方がいる
年齢的にはおそらく60歳半ば~後半だと思う

10日間ほどお休みされて、エーゲ海クルーズに行ったそう
それが楽しみ収めということだったらしい

なんだか私もそういうふうに、楽しみ収めをする時が来るのかしら
そしてその方と同じ軌跡を歩くのではないだろうか、という気持ちになってしまった


また友達が再発した可能性が高いという連絡をくれた
お医者さんには、手術はできないので抗がん剤を勧められたそうだ
抗がん剤は絶対にしたくないってあんなに言ってたのに。。。
自分のことのように辛い
いや実は自分のことのほうがなんとかなる



また今日は職場で仕事のスケジュールの延長で年末・年始の話をしていた
すると
「私、年始休みたい♪」
「私は1月中旬に1週間休みたいけど、いい?」
「じゃ私は2月の春節のころ休もうかなぁ」
とみんなそれぞれお休みの計画を話していた

私はなんだかその会話に入れなかった
この年末年始、みんなと一緒にちゃんと働いていられるのだろうか
という思いがよぎった


いけない、いけない。
時々心に雨雲が発生する






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癌について思うこと | 01:13:31 | トラックバック(0) | コメント(3)
母の日
いつも病院に行く時、両親か妹が駅に迎えに来てくれ
一緒に最後までつきそってくれる
「子供じゃないんだから」とちょっと気恥ずかしいんだけど^_^;


終わり次第、たいてい母の作ってくれたランチを急いで一緒に食べて、
そして仕事にトンボ帰り 
ゆっくりお茶を飲みながら話をする時間もない


正直病院でとられる時間が、日々のことに響いて忙しくなる
でもそんなことを口実に、ここ最近は病院に行くときにしか実家に行っていない

明日は母の日だし、"ついで"ではなく、ちゃんと行ってこよう
時間が限られているのは私だけじゃない
お母さんに感謝したくてもできない方もたくさんいるのだから。
さっそく奮発して、虎やのようかん買って来た (*^^)v


mothers day



今までないがしろにしてきたいろいろなことを
きちんとしようと思うようになってきた

これもキャンサーギフトかな。





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癌について思うこと | 23:55:25 | トラックバック(0) | コメント(2)
Makes me think 3
おそらく癌で声帯を切除したと思われる女性が今日、私の手話のクラスに入った。
彼女はもう声に出して会話ができないので、意思疎通ができるようにと彼女のご主人、
4人のお子さん、2人の妹さん(またはお姉さん)、弟さん(またはお兄さん)、
ご両親、そして仲のいい12人の友達も全員一緒に、同じ手話クラスに入った。
(手話クラスの先生の投稿)

Today, a woman who must have her voicebox removed due to cancer is enrolled
in my sign language class.
Her husband, four children, two sisters, brother, mother, father,
and twelve close friends are also enrolled in the same class
so they can communicate with her after she loses her ability to speak aloud.
MMT


今日、手話のクラスに入った。
私は6カ月前に珍しいタイプの咽喉癌により声帯を失っている。
驚いたことに、家族全員と友達12人も同じ手話のクラスに入った。
「以前のようにみんなで話ができるようになりたいから、私たちも手話のクラスに入ったのよ。」
(癌を患ったご本人の投稿)

Today, after I lost my larynx due to a rare form of cancer 6 months ago,
I enrolled in a sign language class.
To my surprise, my entire family and twelve of my friends enrolled too.
They all said the same thing, “We’re in this together, and we want to be able to
communicate just like old times.”
MMT



私もこの病気になってから特に、いろいろな方から温かいサポートをしていただいています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。





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癌について思うこと | 08:24:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
終活
この前、70代半ばの友達(女性)2人と一緒にランチした

彼女たちは、今後のことを冷静に見据えながら”今”を楽しんでいる

ランチの時の話題は、もちろん女性だもの美容のこと、ファッションのこと(^O^)

洋服の色やデザイン、ネイルサロンに行った話、何を食べたら肌がきれいになるとか、
スポーツクラブに入って少しやせたこと、おいしかったレストランの話題、などなど。
ランチのあと、みんなで化粧品売り場に行ってあれがいいとかこれがいいとか❤

そしてちょっとHappyな気持ちになり、うれしくなっちゃった♪
女性って、こんな他愛もない話題でいくつになってもおしゃべりできるんだなって。

「あなたの話題に合うように、情報を敏感に広げていきます」
(私はそんなに素晴らしい話題を持っているわけでもないんだけど^^)
いくつになっても向上心を忘れないのもすばらしい。

ご主人のいいところは認め、
めんどくさいところは「長男(ご主人のこと)のしつけ、失敗だったワ」と笑って話せる。
「嫌なところもあるんだけど、でも言わないの。ケンカになるから」
自分自身で楽しみながら、妻としてもうまくやってる

何も心配することないの、という感じだが
同年代の知人の話になると、一回り年上のご主人を介護して見送った、とか
10歳年下のご主人と再婚したが、アルツハイマーになって世話しているとか
自分は胃ろう(胃に穴をあけ栄養を注入する)はしたくないとか。
きっと心にちくっと刺さるだろう話もする


また「"日本尊厳死協会"に入ろうと思う」とも言っていた

協会のWebSiteから抜粋すると、
尊厳死とは、傷病により「不治かつ末期」になったときに、
自分の意思で、死にゆく過程を引き延ばすだけに過ぎない延命措置をやめてもらい、
人間としての尊厳を保ちながら死を迎えることです。
日本尊厳死協会は尊厳死の普及活動に努め、創立以来35年を経た現在の会員数は12万5千人です。
とある。

たとえば、胃ろうをしたくない、と言っていても
本人が拒否することをできない状態になっていた場合
何もそれを証明するものがなければ、家族の希望により胃ろうをすることにもなるらしい
だから本人がまだしっかりしているうちに、きちんと形に残すというもの。
年会費はひとり¥3000、ご夫婦だと2人で¥4000

私も考えようかな。



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癌について思うこと | 06:54:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
早くよくなることを願ってます
Today, I’m sitting in my hospital bed waiting to have both my breasts removed.
But in a strange way I feel like the lucky one.
Up until now I have had no health problems.
I’m a 66 year old woman in the last room at the end of the hall before the pediatric division of the hospital begins.
Over the last few hours I have watched over 30 cancer patients being wheeled by in wheelchairs and rolling beds.
None of these patients could be a day older than 15.
MMT

今日私は病院のベッドに座って、両方の乳房切除の手術を待っている
でも不思議なことに私は自分をラッキーだと感じている
66歳になる今まで病気ひとつしたことがなかったし。
私の病室は廊下の一番端あって、小児科の病棟との境にある
この数時間で30人以上の車いすに乗った癌を患った子供たちがベッドに横たわるところを見た
その子たちはひとりとして15歳以上の子はいなかった


私が通っている県がんセンターは、実家から近いという理由だけで選んだものなので
あまり病院について事前に情報を調べていかなかった
それにちょうど震災直後で、計画停電があり、暖房もなく余震が続くような状態だったので
ネットで調べる余裕も全然なかったから

実はそのがんセンターには小児科がない
一番最初に病院に行ったときに、診療科をチェックして小児科がないことで
言葉の選択は間違っているかもしれないが、少しほっとした

小さい子供が病気で苦しんでいるのをみるのは本当に辛いから

だけど、お年寄りがチューブにつながれてベッドに寝ているのをみるのも辛かった

また携帯が使える談話室で、若いママが子供と電話しているを見るのも辛かった
「今日学校で何したの?」
「もう宿題終わった?」
「ご飯食べたら、ちゃんと歯をみがきなさいね」
きっと電話の向こうの小さな子供も淋しいでしょうね

子供の5歳の誕生日のお祝いをするまで入院を延期したママもいた


みんな早くよくなって欲しい



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癌について思うこと | 05:00:05 | トラックバック(0) | コメント(2)
UHNELLYS - 体温
他の人を悲しませたくはないけど。。。







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癌について思うこと | 11:07:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
Chicago Poodle 「タカラモノ」
泣けます







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癌について思うこと | 07:24:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
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